富士五湖ウルトラマラソン おまけ
リタイヤを決めたもののどうしてよいかわからず、ランナーの習性なのか、とりあえずとぼとぼとゴール方向へ意味もなく歩いていました
最後の関門をクリアしたランナーが、次々と僕を追い抜いていきますが、心の中で
「もう制限時間完走は、無理じゃない?」
と思いながらゆっくりと歩いていきます
96kmまでの1kmは、なんと28分56秒 僕のマラソンレースでの史上最遅ラップを記録
途中リタイヤした仲間の寺ちゃんに電話してゴールまで1時間近くかかるので車で迎えに来てもらうように連絡してみたら相談して折り返しの電話をもらう手はずに・・・(あとで聞いたところ車で探しに来たらしいのですが、僕を見つけられなかったそうです。)
そうしてまたトボトボと歩いていると大会関係者の車が、ゴール方向からパイロンの回収に来たので
「僕も回収してもらえますか?」
と、聴いたところ
「まだ仕事が残っているので終わったらまた来ますよ!」
と、言われてまたもや意味もなくとぼとぼと歩きます
97kmのラップは、15分08秒
そうこうしているとあたりは、夕やみに包まれてコースの右側にゴルフ場が、うっすらと見えてきたので
「こんなことになるなら寺ちゃんとゴルフでもやっておけば・・・」
などという意味もないよこしまな考えが浮かんで来たりしながら意味もなく歩き続けます
すると最後尾ランナーの僕の背後に大会関係者の車が、ライトをつけてゆっくりと走り始めます
回収されるのかと思いましたが、何も言わずにただ後ろについています
「もしかしたら最後の関門をクリアしたらゴールするまで待っていてくれるのかもしれない」
なんて思うと少しばかり歩く元気が出てきて次の1kmラップは、14分25秒と少しばかり早くなってきました
しかしまだ3kmちょっとあるので45分近くかかる計算です
普段ならたいしたことのない距離ですが、上り坂なのでゴールは、はるか向こうに感じます
ついにもう一台車が来て僕の前に停車します
大会関係者が下りてきて
「申し訳ないけどいつまでたっても終わらないので終わりにしてくださいね!」
と、声をかけられました
この時は、
渡りに船
という言葉以外、僕の頭には浮かびませんでした
つかれた体に鞭を打ちながらさっさと車に乗って僕のレースが、終了です
97.65km
14時間17分31秒
よく頑張りました
お約束通り東京かえって家に近くの養老の滝で打ち上げです


家に帰ったら12時近く
ほぼ丸一日、充実した24時間を過ごすことができました

最後の関門をクリアしたランナーが、次々と僕を追い抜いていきますが、心の中で
「もう制限時間完走は、無理じゃない?」
と思いながらゆっくりと歩いていきます

96kmまでの1kmは、なんと28分56秒 僕のマラソンレースでの史上最遅ラップを記録

途中リタイヤした仲間の寺ちゃんに電話してゴールまで1時間近くかかるので車で迎えに来てもらうように連絡してみたら相談して折り返しの電話をもらう手はずに・・・(あとで聞いたところ車で探しに来たらしいのですが、僕を見つけられなかったそうです。)
そうしてまたトボトボと歩いていると大会関係者の車が、ゴール方向からパイロンの回収に来たので
「僕も回収してもらえますか?」
と、聴いたところ
「まだ仕事が残っているので終わったらまた来ますよ!」
と、言われてまたもや意味もなくとぼとぼと歩きます

97kmのラップは、15分08秒
そうこうしているとあたりは、夕やみに包まれてコースの右側にゴルフ場が、うっすらと見えてきたので
「こんなことになるなら寺ちゃんとゴルフでもやっておけば・・・」
などという意味もないよこしまな考えが浮かんで来たりしながら意味もなく歩き続けます

すると最後尾ランナーの僕の背後に大会関係者の車が、ライトをつけてゆっくりと走り始めます

回収されるのかと思いましたが、何も言わずにただ後ろについています

「もしかしたら最後の関門をクリアしたらゴールするまで待っていてくれるのかもしれない」
なんて思うと少しばかり歩く元気が出てきて次の1kmラップは、14分25秒と少しばかり早くなってきました

しかしまだ3kmちょっとあるので45分近くかかる計算です

普段ならたいしたことのない距離ですが、上り坂なのでゴールは、はるか向こうに感じます

ついにもう一台車が来て僕の前に停車します

大会関係者が下りてきて
「申し訳ないけどいつまでたっても終わらないので終わりにしてくださいね!」
と、声をかけられました

この時は、
渡りに船
という言葉以外、僕の頭には浮かびませんでした

つかれた体に鞭を打ちながらさっさと車に乗って僕のレースが、終了です

97.65km
14時間17分31秒
よく頑張りました

お約束通り東京かえって家に近くの養老の滝で打ち上げです



家に帰ったら12時近く
ほぼ丸一日、充実した24時間を過ごすことができました

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