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告別式

本来なら父親に寄り添うべきなのが、お通夜でしょうが、お寺はそのようなことを受け付けていないようですので仕方なく家族と甥っ子と自宅に泊まりました。

告別式の朝から冷たい涙雨が降って、ジョギングも出来ません。
お通夜の朝ご飯としてふさわしいかどうかは別としてマクドナルドを家族に買ってせわしなく朝食を済ませて11時前に延命寺に着きます。

兄の車がおいてあったので、窓を覗くと車の中でスピーチの練習をしているようでした。
僕が出しゃばるわけにもいかないですが、万が一兄のスピーチが、どうにもならないときのために適当にスピーチを頭の中で考えておきましたが、一番心配なのが、感情のコントロールです。
話すことはともかく父を思い出すとうまくしゃべれるかどうか自分でもちょっと不安でした。

告別式は、父の勤めていた亀田病院のスタッフとジョギングクラブの友人に受付と会計をお願いしました。
おかげさまで前日会計を手伝ってくれたいとこは、葬儀に参列することが出来ました。

会計をお願いした一人は、イギリス人なので大丈夫かと思いましたが、日本の銀行に勤めていますのでお金の計算は、お手の物で心配ご無用でしっかりミッションを完了してくれました。

雨だというのに告別式に医局の同僚やジョギングの友人が、遠くから駆けつけてくれて感謝感謝です。

焼香が終わり、父と最後のお別れです。
自分自身の悲しい気持ちもありますが、僕は、父親として子供たちの表情が気になってしまいます。
子供たちにとっては、命の勉強の大切な経験です。
父とは同居はしていませんでしたが、子供たちのお祝いには、親父が毎日のように行った横浜の北欧料理のレストランスカンディアで美味しいものをいっぱい食べさせてくれました。

長女、長男はともかく小三の次女が、棺に涙を流しながらお花を入れている姿を見るとなぜかほっとした気分になります。
父とお別れすると同時に自分自身が、本当の意味で父親にならなくてはなりません。
悲しい気持ちとこれから家族を守っていかなくてはならないという自覚が、心の中で交差します。

棺に蓋をした後は、いよいよスピーチです。
兄は、淡々と父への思いを数分間にわたりしゃべり続けました。
聴衆の中からもすすり泣く声が、聞こえてきました。

身内の僕が言うのも何ですが、とても素敵なスピーチでした。
父に是非聞かせてやりたいと思いましたが、叶わぬ夢です。

それから父は、焼き場に行って骨となってしまいました・・・・






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プロフィール

走るお医者さん

Author:走るお医者さん
東京都大田区で開業している町のお医者さん
平成6年長女が、生まれたことを契機に一念発起してジョギングを開始!
フルマラソンのベストタイムは、3時間21分!
ウルトラマラソン100kmも年一度挑戦し完走!
基本的には、タイムを狙うというより仲間とおしゃべりジョギングを早朝や週末にジョギングを楽しんでいます。

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