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サロマ湖100kmマラソンへの道 7

コンビニでこんな本が売っていたので思わず買って読んでみたら僕の知らない驚くべき事実が二つ!

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NHKは、高野連に甲子園大会の放送権料を払っていない!
高野連は、甲子園球場を(電気代等は、除く)タダで使用している!

驚きましたぁ~

さてさて~

大変な事に気が付いた。

残り5kmの時点で僕の左腕のセイコーパルスグラフは、4時間18分49秒をきざんでいる。残り5kmを35分で走れば楽勝で制限時間の5時間以内で完走が、可能なのだが、僕達は、最後尾からのスタートなのでスタートラインに辿り着くまでに11分3秒かかっているのだ。
グロスタイムは、4時間29分52秒。残り5kmを30分で走らなければならない
(実際のレース中は、スタートラインまでかかった時間は、11分位という曖昧な数字としてしか判らずこの時は、残り5kmを27,8分で走らないと制限時間内に完走できるかどうか不安で一杯なのだった。)
僕の脳裏に

「フィニシャーTシャツが、貰えなくなる。」

という想いが頭を霞める
今まで「辛い」とか「走るんじゃなかった。」と言っていた僕だが、制限時間5時間以内にゴールしたランナーだけに与えられるフィニシャーTシャツが貰えないとなると、話しは、別だ

残り5kmからは、距離表示は1km毎表示となる。1km7分前後だったペースを気力で振り絞り引き上げる

残り5kmから残り4kmまでの1kmを5分41秒、
残り3kmまでの1kmを5分56秒、今まで原先生に励まされたりなだめられながら走っていた僕が、逆に原先生を従えて走っている。

この辺りになると歩いているランナーもゴロゴロいるのでごぼう抜きしながらはしる。

残り2kmのラップは、1kmを5分38秒。

原先生が、僕についてこれず遅れ始める。しかし僕にとっては、原先生よりもフィニシャーTシャツの方が大事なので全く意に介さず飛ばす

残り1kmまでのラップは、5分32秒。グロスタイム4時間52分42秒、完走に目安がたってきた。ゴールの駐車場が見えて来た。
ゴールの上にある大きなストップウォッチが4時間56分台を刻んでいる。

「間に合った。」

と心の中で呟きゴールまで辿り着くと、時間は、4時間58分台となった。ここで僕は、見捨てた原先生のことを思い出す

「できれば一緒にゴールをしたい。」

と思ったのと一応、原先生は先輩なので先にゴールすると後が五月蝿いかもしれないと思い後ろを振り返る。

1分程ゴール前で待つと原先生の姿が見えて来た。二人で一緒に感動のフルマラソンのゴール
(細かいが僕の方が1秒先にゴールし順位は1つ先。)
タイムは、4時間59分19秒。

僕の後にゴールすぐ後にゴールした若い女性ランナーが、精も根も尽き果て倒れて動かなくなっている
待望のフィニシャーTシャツを貰い次々とゴールするランナーを見ているとゴール上の大きな時計が5:00:00を表示するやいなやマラソン大会のスタッフが今までのゴールを封鎖し違う方向のゴールにランナーを導いている。

つまり制限時間の5時間を1秒でも過ぎてゴールしたランナーは、フィニシャーTシャツは、貰え無いのだ。フィニシャーTシャツの権威を高めるためなのいだろう極めてシビアに制限時間でランナーを区切っているのだ。
逆に貰えた僕としては、喜びもひとしおである

ゴール後のエイドで貰ったラーメンが、とても美味い。脚を引きずりながら支度をした土産屋に辿り着くが、階段を登って2階の座敷に上がらなければならない。今までの人生でこんなに階段を上るのが、辛いのは初めてだ。やっとこさ2階に這い上がると僕達より、先にゴールしたマラソンのパソコン通信の仲間達が、

「どうだった。初フルは、」

と声をかけてくれる。とても辛くてやはりフルは、体に悪いと思うというようなことを言うと

「そんなことをいってもまた走りたくなるのよ。」

そう言われても今は、もうとても懲り懲りの気分だ。

河口湖マラソンは、町挙げてのイベントなため御土産屋が風呂も提供してくれいる。風呂で原先生と完走を称え合い座敷に戻った後、泊まりがけで参加した罪滅ぼしに
家族へ1階で御土産を買いに行こうとすると原先生が、僕に1万円札を差し出して

「これで適当に買ってきてくれ。」

原先生も1階に降るのが辛いのだ。ほうとうなど山梨の土産を2家族分買って2階に上がりパソコン通信仲間と僕達が制限時間ぎりぎりでゴールしてやっとフィニシャーTシャツを手に入れた苦労を話すとなんと

「あれは、ネットタイムで5時間を切れば、後でTシャツを送ってくれるのよね・・」

と説明してくれた

それを聞いて僕達の残り5kmのあの苦労は、無意味というか、無駄だった事を知り少しショックを受けたが、フルマラソンを完走した事実は、変わらない。

初マラソン完走の喜びを胸に大事なフィニシャーTシャツを鞄に入れ原先生と機嫌良く家路に着いたのだった
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プロフィール

走るお医者さん

Author:走るお医者さん
東京都大田区で開業している町のお医者さん
平成6年長女が、生まれたことを契機に一念発起してジョギングを開始!
フルマラソンのベストタイムは、3時間21分!
ウルトラマラソン100kmも年一度挑戦し完走!
基本的には、タイムを狙うというより仲間とおしゃべりジョギングを早朝や週末にジョギングを楽しんでいます。

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